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声優

竹達彩奈(たけたつあやな)

概要

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概要

声優としては、2009年スタートのテレビアニメ『けいおん!』でブレイクして(中野梓役。2011年に劇場版が上映された)、その後も、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(高坂桐乃役。2010年に第1期、2013年に第2期)、『神のみぞ知るセカイ』(高原歩美役。2010年~2013年にかけて、第3期までが制作された)、『たまゆら』(沢渡楓役。2010年~2016年)など、コンスタントに主演、ヒロイン役やメインキャストを担当している。

演技力に加えて、「かわいらしい声質」と「キュートなルックス」をも併せ持つことも、大きな特徴であり、多面的に活動の幅を拡げている。
近年は特に活発に音楽活動を展開させており、2012年からソロ歌手として活動しているほか、2013年からは「petit milady」(悠木碧との2人組の声優ユニット)としての活動も並行させている。
また、2013年から2014年にかけて展開された吉野家とのコラボ企画も話題になり、2014年にはWeb CMが制作された。

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略歴

14歳(中学2年生)のとき、アイムエンタープライズ系列の日本ナレーション演技研究所の特待生オーディションを受け同所に入所する。
その後、劇団ヴォアレーヴ(アイム社系の養成を目的とした附属劇団)の在籍を経て、15歳(中学3年生)の春にアイムエンタープライズに所属した。
当時は最年少記録だった。

初仕事は、事務所に所属してから2か月後、2005年6月19日に行われたアイムエンタープライズ8周年記念の「アイム祭」である。
その後、OAD『kiss×sis』のヒロイン・住之江あこ役で声優としてデビュー
そして『けいおん!』の中野梓役で知名度が上昇した。

2010年3月6日に開催された第4回声優アワード授賞式で、テレビアニメ『けいおん!』の劇中で結成したユニット“放課後ティータイム”として、豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子とともに歌唱賞を受賞した。
10月10日にOVA『たまゆら』の舞台となった広島県竹原市の一日市長に就任された。
また同月に劇場公開された『ライトノベルの楽しい書き方』で映画初出演を果す。

2011年5月10日に『声優グランプリ』で初めて声優雑誌の表紙巻頭を飾る。
同年9月26日にはテレビアニメ『たまゆら』の舞台となった神奈川県横須賀市の京浜急行電鉄京急本線汐入駅の一日駅長を務めた。

2012年4月11日にポニーキャニオンからシングル「Sinfonia! Sinfonia!!!」で歌手デビューを果す。

2012年4月30日付でアイムエンタープライズを退所、5月からアセンブルハートへ移籍した。

2013年2月1日、事務所運営のオフィシャルファンクラブ「あやちょこワンだふる」を、スマートフォン(softbank、NTTドコモ、au)向けで開始する。
その後、PC向けもスタート。

2013年3月21日に悠木碧とユニット「petit milady」(プチミレディ)を結成し、4月7日から文化放送で『碧と彩奈のラ・プチミレディオ』の放送を開始する。
そして5月15日にZERO-A(ユニバーサルミュージック)からデビューした。

2013年6月23日、TOKYO DOME CITY HALLにて、自身にとって初めてのソロ歌手としてのワンマンライブを開催。
同年8月25日、『Animelo Summer Live2013 - FLAG NINE -』3日目において、ソロ歌手として初めてアニサマへの出場を果たす。

2016年12月25日、岸和田市立浪切ホールにて、自身にとっておよそ2年ぶりのソロ歌手としてのワンマンライブを開催。
同日、自身の公式ファンクラブを、2017年4月から「あやな公国」としてリニューアルすることを発表。

2017年1月1日、アセンブルハートからリンク・プランに所属事務所を移籍したことをブログで報告した。
同年4月11日、公式ファンクラブ「あやな公国」が正式に発足した。

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活動

声優を目指すようになったきっかけとして、幼少期にテレビアニメ『カードキャプターさくら』や『美少女戦士セーラームーン』、ゲーム『Kanon』や『シスター・プリンセス』に触れたことや、堀江由衣への憧れを挙げており、それらを通して、アニメやゲームに携わりたいと思うようになったとのことである。

本人曰く、声優を目指す後押しも、現在の精力的な活動も、「私の一番のファンである母の後押しのおかげ」と述べているが、当初は「(母は)私を子役にして、芸能界で顔出しの仕事をして欲しかった」とのことであり、また、養成所の学費への懸念をも含めて、声優を目指すことを反対されていたとのことである。
しかし、「私はお芝居がしたいしアニメが好きだから、声優がいいの!」と粘り強く説得して、最終的には快く送り出してくれたとのことであり、14歳のとき、声優の養成所に入る。
養成所から事務所に入るまでは「すごく早かった」とのことだが、そこからアニメデビューの『kiss×sis』(住之江あこ役)までは、およそ3年を要したとのことであり、しかも事務所に所属はしていたものの、養成所のレッスンも受ける身であったとのことで、高校時代は「学業、アルバイト(雑貨屋さんと飲食店)、養成所のレッスン、事務所のレッスン」の「4足のわらじ」であったという。

自身の基本的な活動姿勢として、
「(声優としては、)お芝居の主役はキャラクターであって、私ではない。完全に裏方に徹して、自分は自分の仕事をする。でも音楽活動は、自分名義で出すならば、声優である自分でなければできない音楽を、自分の音楽として届けたい」
という趣旨のことを述べている。
また、「ものを作る、作品を作る瞬間に関われている、その時間がすごく好きだし楽しい」ことが、(声優、歌手等の)活動の原動力になっていると述べている。

自身が出演した作品はどれも思い入れがあるとのことだが、その中でも特に、『kiss×sis』(住之江あこ役。2008年のOAD版で声優としてデビュー。2010年にテレビアニメ化された)及び『けいおん!』への思い入れが強いことを、インタビューやライブにおいてしばしば表現している。
特に『kiss×sis』では、アフレコ経験もない中で、過激なお色気やキスシーンなどを演じたため、本人曰くその当時は「衝撃的だった」とのことだが、その後は「これをやったらなんでもできるだろう」と思うようになったとのこと。

『けいおん!』では、元々は軽音部の初期メンバー4人の役でオーディションに参加し、新入部員の中野梓役に選ばれた。
梓の登場は第8話からであるが、アフレコ現場にはそれまでの回の収録にも見学に来ていた
『けいおん!』のWebラジオ『らじおん!』の企画で、自身らが声を演じるキャラクターと同様に実際にバンド活動を行っている。
練習もほかの4人と同時に始めていたが、『らじおん!』の公開録音「ろくおん!」のサプライズのために、公式サイトで後編が配信されるまで非公開であった。
ファンからは、思わずペロペロしたくなるほど梓がかわいいと感じる言葉として「あずにゃんペロペロ」という用語ができて、竹達自身も使用している

音楽活動について、2012年にソロ歌手としてのメジャーデビューを果たすが、当初は自ら希望した訳ではなく、『けいおん!』のスタッフから、ソロ歌手デビューの話を頂いたことが出発点とのことだが、「1人で決めるにはキャパオーバーと思った」ことから、自宅に持ち帰って母に相談したら、
「やりなさいよ。あんたの好きな堀江由衣さんだってやっているじゃないの。ファンの人も喜んでくれるし、いっぱい頑張れるでしょ」
との後押しを頂いたことで、歌手活動を始める決心ができたという。

ソロ歌手としての音楽活動において、先述のように、「声優だからこそできる音楽」にこだわりたいことと共に、1つのアルバムが完成するたびに1つのシーズン(サイクル)と位置付けており、そのたびに何らかのテーマを掲げて音楽をつくるとのことである。
また、アルバムのタイトルには基本的に何らかの音楽用語を挿入しているという。
なお本人曰く、1stシーズンは「コアでマニアックな音楽」、2ndシーズンは「プリンセス」、3rdシーズンは「二次元」をテーマにしているとのことである。
尤も本人曰く、自身の音楽活動に向き合うにあたって、「正直な話、音楽に対して相当後ろ向きなところからスタートしたので、前向きになるまでにやっぱりすごい時間がかかりました」とのことだが、その過程で、「一つ一つの楽曲の世界観を大切にして、楽曲によって声質や歌い方に細部までこだわるようになった」と述べている。

声質やルックスの「かわいらしさ」は、自身の代名詞といわれることが少なくないが、本人曰く、子ども時代や『けいおん!』にて演じていたときは、「自分の表面ばかりが強調されている感じがして嫌だった、素直に受け止められなかった」と、声質やルックスがむしろコンプレックスに感じることが少なくなかったとのことである。
しかし、2016年のインタビューでは、
「(声優や歌手などの活動を通して)『かわいいといわれているうちが花だな』と思えるようになった」
「(それが活動の原動力になっていると思うこと、及び活動の過程で、)私たちの活動のレールを敷いてくれた先輩方の背中を見て、求めてもらえるならば、全力で頑張ろうと思えるようになった」
と述べている。

先述のように、「憧れであり目標」の声優として堀江由衣を挙げている。
堀江のライブには、声優になる以前から通っていたとのことであり、子ども時代はCDをアニメイトで買うほどであったが、直接会ったときには本人にはファンであることを言えなかったという。
自身が声優及び歌手として活動するようになってからは、「(日程が合えば)コンサート会場の物販コーナーに一ファンとして並んでいる」一方で、「純粋に好きな気持ちは勿論持ち続けていますが、勉強になるという思いもあってライブ鑑賞をしています」ということを、2016年のインタビューにて述べている。
なお、2017年1月15日に開催した、中野サンプラザでの自身のワンマンライブにて、堀江の楽曲「翼」を歌唱(カバー)したが、歌唱の際は感極まる場面もあったとのことである。

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人物

愛称は主に「あやち」と呼ばれることが多いとのことであり、自身のイメージ映像の作品のタイトルにも用いられている。

自身の性格として、「毒の塊」と述べている。
本人曰く、このことの理由として、子ども時代から「思ったことをはっきりとすぐに口にする人間」であったことに由来するとのこと。
この性格は活動における原動力にもなっているとのことで、活動をする過程で
「何を言おうが自分自身に返ってくる訳だから、私が責任を取ればいいのかなと(思えるようになった)」
と述べている。
また、「石橋を叩いて渡る」タイプとも述べている。

3人兄妹の末っ子で兄が二人いる。
本人曰く、親しい人には甘えん坊なところがある「典型的な妹キャラ」とのことである。

インタビュー等にて、アニメ、ゲーム好きであることをしばしば述べており、先述のように、幼少時から、『Kanon』や『シスター・プリンセス』等の、いわゆる「ギャルゲー」「乙女ゲー」を遊んでいたことが声優を目指す大きなきっかけの一つになったが、積極的に公表するようになったのは『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂桐乃を演じたことがきっかけであるとのこと。
アニメ、ゲームのグッズを集めていた学生時代、竹達が家に帰ると大事にしていた作品の非売品のノートに勝手に判子が押されていた。
これは竹達の父が新しく判子を作った試し押しをしたもので本人にも見せながら判子を押して見せた。
このときの感想を「(自分の判子を作ってもらって)嬉しいようで悲しいような複雑でした(笑)」と語っている。
また、カメラも趣味の一つとのことである。
特技として、公式プロフィールでは“カラオケ・読書・ショッピング”となっている。

自称引きこもりのインドア派で家で過ごすことが多い
極度の人見知りで、会話が苦手である。

その一方で、2016年11月のインタビューにて、休みの日には「本屋さんに行って、気になった作品や話題になっている作品である漫画を、片っ端から大量に買います」と述べている。
理由として、「これ嫌い、つまんない、おもしろい、好きっていうのは、自分でお金を出してからこそ言える言葉だと思っている」からであると述べている。

好きな食べ物は肉
好きなアーティストは奥華子。
また宇徳敬子が好きで、カラオケではよく歌っていたという。

地毛は若干焦茶色である。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第1期に出演していた時期には、花澤香菜と特に親しくしていた。
その花澤との関係について「業界の先輩であり嫁でありマイスィートエンジェル」と当時述べていた。

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