2009年に発表された第3回小学館ライトノベル大賞ガガガ文庫部門でガガガ大賞を獲得した作品『あやかしがたり』でデビュー。
審査員の田中ロミオから「構成・考証ともにしっかりしており、文章も破綻なく、ときおり鋭い一文を繰り出す筆力がある」、作品についても「達者な筆致と高い完成度を誇る」と評された。
オリコン「年間本ランキング」の文庫・作家別ランキングにおいて、2013年は18位、2014年は14位、2015年は9位となっている。
千葉県千葉市出身・在住。
高校時代は、バレーボール部に入部したが上下関係に嫌気がさしてすぐに辞め、その後は部活をせずに地元のファミリーレストランやコンビニエンスストアでアルバイトをしていた。
友人は少なく、地味な高校生だったという。
ライトノベル作家になろうと思ったきっかけは、就職活動で失敗を繰り返し、就職できないのではないかと焦っていたときに小学館ライトノベル大賞の募集を知り、ライトノベルならば書けるのではないかと感じたこと、また、出版業界に興味があったことだと述べている。
現在、昼は会社員として働き、夜は作家として執筆作業をしている。
専業作家になる予定はないとのこと。
同業者であるさがら総、橘公司と仲がよく、その2人と作家ユニット・Speakeasyを結成している。
また、声優・江口拓也、堀井茶渡とも仲がよく、えぐわたちゃどとしてイベントやDVDへの参加がある。好
きな声優は赤﨑千夏。
さがら総との共著であるライトノベル『クズと金貨のクオリディア』のヒロイン・千種夜羽のモデルとされている。